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事業案内

レジオネラ対策

対象施設大型スパ施設|スーパー銭湯|スポーツクラブ|介護老人施設|病院|社員寮|など

当社では介護老人施設、
スーパー銭湯、病院、プールなど
幅広い循環ろ過装置の
メンテナンス実績(管理施設750カ所)
とレジオネラの分析実績
(2,000件/年)があります。

近年、レジオネラ属菌が増殖するリスクのある入浴施設等の増加により、レジオネラ症に感染し重篤化する事故が多発しています。
循環ろ過設備において、レジオネラ症の温床となるバイオフィルムが形成されると、通常の塩素系消毒では除去できません。
そこで当社では、施設に合わせた洗浄方法を選択し、配管・浴槽を含めた循環ろ過装置の薬品洗浄・消毒をご提案しています。

レジオネラ属菌とは

自然界(河川、湖水、温泉や土壌など)に生息している細菌で、感染するとレジオネラ症を引き起こします。人工的な水循環設備(循環式浴槽、冷却塔、給湯設備など)中に侵入し、宿主アメーバの中で増殖する性質があります。

レジオネラ症とは

レジオネラ属菌を含むエアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体)の吸入によって起こる感染症です。肺胞マクロファージ(白血球の一つ)内で増殖します。レジオネラ肺炎とポンティアック熱の二つの病体があり、高齢者や抵抗力の弱い方に感染しやすく、重症化するケースがあります。

レジオネラ属菌検査

滅菌蒸留水に浸透中

培地へ塗布

36±1℃ 5日間培養後

浴槽循環ろ過装置における
レジオネラ対策事例

循環ろ過設備の配管内は、1回/年以上の配管薬品洗浄が必要です。
 ※厚生労働省指導要項に基づく

現地調査

  • 残留塩素濃度の測定
  • 浴槽清掃管理の確認(換水頻度、清掃頻度・方法)
  • 浴槽循環ろ過装置の運転状況の確認(逆洗時間、ヘアキャッチャーの清掃間隔等)

対策

定期的にろ過塔のろ材交換を
行なっている場合

浴槽循環配管洗浄

  • 作業後、水質分析の実施
  • レジオネラ属菌の不検出を確認

(1)浴槽循環配管洗浄中

(2)洗浄後

ろ過塔のろ材交換を長期間
行っていない場合

浴槽循環配管洗浄+ろ材交換

  • 作業後、水質分析の実施
  • レジオネラ属菌の不検出を確認

(1)ろ過塔内 旧ろ材

(2)旧ろ材取り出し後

(3)浴槽循環配管洗浄中

(4)中和排水後、新ろ材投入

(5)洗浄後

再発防止の提案
  • 清掃、換水記録の作成
  • 定期的な残留塩素濃度測定による塩素の濃度の確保
  • 定期的なレジオネラ属菌の検査
  • 浴槽循環ろ過装置の定期点検
  • 設備の見直し(死水域の発生防止など)